乳白米が無く!全部一等米になったというデータの報告

課 題 名 タイヒキン               _
根友G 堆 肥 菌 の 水稲 に関する展示試験
目 的 (春耕時・田植前)
根友G による 稲ワラ・株 の スキコミ の効果確認
農 協 名 古川市農協 営農課 担当者名 宮沢支店 小 野 勝 也
実 施 農 家 宮城県古川市桜の目 小 野 芳 宏 様
根友 担当者  秋 葉 佳 伸
 1 試 験 方 法

   (1)品 種 ひとめぼれ
   (2)田 植 平成11年5月8日
   (3)作業概要 4月17日 耕 起
          4月18日 稲わら全量もどしの上に 根友G 15kg 散布
          4月18日 元 肥
          5月 3日 代かき
          5月 8日 田 植
          7月16日 追 肥
          8月 2日 出 穂
          9月26日 刈取り
   (4)栽培密度
          19.6株/u ( 65株 /坪)
   (5)施肥量 元 肥 N 3.3 P 6.0 K 4.2
           (根友)G 15kg
          追 肥 N 2.2 P 4.0 K 2.8

 2 試験結果 及び 考察
   タイヒ菌 (根友)G 使用区は、
   生育面
   (1) 稲わらの 腐熟促進 と ワキ防止効果がみられた
   (2) 初期の生育が順調であった
   (3) 最高ぶんげつ期での茎数は 同じか 少な目であったが
   刈り取り期の穂数は 他に比べて 約20%多かった
   (4) ひこばえが多かった (根が生きている証拠)
   収穫面
   (1) 当地域では高温障害にて 乳白米が増え約70%が2等米となったが
   (2) 使用区では 殆ど 乳白米がなく 全部が1等米 となった(50a)
   (3) 農協祭の品評会において銅賞を得た

 3 原因としては 以下のように考えられる
        −1 ワラ や 株が タイヒ になった
        −2 根の量ふえた
        −3 有効菌により 根腐れがなく 根の働きが 維持された